「またか・・・」と思わず口にしてしまうような出来事が起きてしまいましたね。野田内閣が発足してまもなく、福島原発の視察を行った鉢呂吉雄前経産大臣が視察後に震災に関する不適切かつ不謹慎な発言をして、各方面から様々な批判を受け、大臣を辞職しました。この報道は、日本のみならず、このようにカナダの新聞でもしっかり取り上げられています。被災地のかたはもちろん、その他の各方面で前大臣の発言に不快になった方々多くいるでしょう。そして、世界では下でも書かれている通り、”early embarrassment(恥)” という何とも情けない書かれ方をしています。ただせさえ、日本はここ5年間で5回も首相がかわっているという世界から見ると何ともいえない状況で、今回のこの報道は日本のさらなる失態を世界に見せてしまうことになりました。「がんばろう、日本」を掲げている今、政府には今まで以上に頑張ってもらわなければいけない時期にこのような不祥事は本当に残念ですね。就任したばかりの野田首相には是非この失態を挽回するようなリーダーシップを発揮していただきたいところです。さて、今回はこの大臣の「辞任」という表現をとりあげていきます。

Japan trade minister Yoshio Hachiro resigns over comments on crisis-hit Fukushima

TOKYO, Sept 10, 2011 (AFP) – In an early embarrassment for Japan’s eight day-old government, the economy, trade and industry minister resigned Saturday over comments deemed insensitive to evacuees from crisis-hit Fukushima.

訳:野田内閣発足ご8日後早々の不祥事。震災の被害を受けた福島県の視察後、不適切な発言をした責任を負って前経産大臣の鉢呂吉雄氏は大臣を辞任をした。

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〜今日のポイント〜

ポイント1:TOEIC頻出単語、動詞 ‘ resign ‘ の確認

ポイント2:TOEIC頻出単語、動詞 ‘ deem ‘ の確認

●ポイント1:同じ「辞める」でも辞め方で印象は全く変わります●

まずはタイトルのresignの表現の確認です。この単語は、「辞職する、辞める、退陣する」等の意味があります。この動詞が自動詞で使われる場合に、後ろに来る前置詞によって、若干意味が違ってきますので各前置詞が来た場合の使い方をしっかりと覚えておきましょう。’ resigne ‘ の後ろによく用いられる前置詞は次の3つを覚えておきましょう:over, as, from

①resign over・・・「(〜責任を取って)辞職する」

②resign as・・・「(〜地位から)辞職する」

③resign from ・・・「(〜から)辞職する、辞める」

今回記事で紹介されているのが、①のパターンですね。「不適切な発言の責任をつるかたちでの辞職」というように、〜の責任を取るというのがこの ‘ over ‘ に含まれる意味です。以前ご紹介した ‘ over ‘ の「〜をめぐって」の意味からくるものですね。この使い方はどちらかというと政治の世界(恥ずかしながら日本の政治では特に)で見られる表現です。何かの不祥事で責任を負って辞めるパターンです。。。

②と③はほとんど同じ意味で使われ方もそれほど厳密には分けられないようですが、違いは上の通りです。ただ、役職から降りる際にも ‘ from ‘ が使われることがありますので、とりあえずセットで覚えておきましょう。②と③は会社やビジネスで「社長を辞任する」や「会社を辞める」と行ったかたちでよく見る表現ですね。

最後のこの’ resign ‘ という単語に名詞を作る接尾語の「−tion」をつけて品詞を替えた場合、” announce resignation (辞任を発表する)” という表現でも使うことができます。こちらも以前紹介したアップル社前CEOのスティーブジョブス氏辞任の記事で確認してみて下さい!

●ポイント2:TOEIC頻出単語 ‘ deem = consider ‘●

本文中にでてくる ‘ deem ‘ という単語は、’ consider ‘ と全く同じ意味/使い方になります。違いは、フォーマリティーの高さで、日常会話でよく使われるのは ‘ consider ‘ ですね。’ deem ‘ はTOEICでは少し上級の単語になりますが、’ consider ‘ は頻出単語なのでさほど難しい単語ではないので、’ deem = consider ‘ と一緒に覚えてしまえば問題ないですね。

ここで1つ確認となりますが、’ consider ‘ の使い方は大丈夫でしょうか!?訳は問題ないようですが、使い方が曖昧な方が多くいるようですのでここで説明をしておきます。

使い方1〜consider + 動名詞(〜ing)

considerの後ろにすぐ目的語を置く場合、必ず動名詞を持ってきます。

例)My boyfriend seriously considered changing careers. (私の彼は転職を本気で考えた。)

使い方2〜consider +人/物 +不定詞(to do)

例)I consider my boyfriend (to be) honest. (私は彼を正直者だと思う)

‘ deem = consider ‘ は他動詞ですので、目的語を一語だけ持ってきても、that節で名詞のかたまりを持ってくる事も可能です。

ここで紹介する単語は、すべてTOEIC受験者には必見のものばかりですので、是非確認して次回のTOEIC対策に役立てて下さい!

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