前回の続き

What is too much when it comes to kid and Halloween?

School board wrestle with competing options from parents on what’s appropriate.

———中略

Stefanie Sellers was outraged when her eight-year-old daughter, Cheyenne, recently brought home a letter from her Barrie, Ont., school notifying parents that students in grades 3 and up were prohibited from wearing costumes to class on the ghoulish holiday.

“It’s like they’re trying to take out Christmas. How is Halloween disrespectful?” asked the 24-year-old woman Wednesday. “Every culture celebrates Halloween. I don’t see how it’s not politically correct. It’s just about kids dressing up in costume and getting free candy.”

Instead, officials at Portage View Public School want students interested in celebrating Halloween on Monday to get into the spirit by donning black and orange colours. Sellers says the school’s principal, Peter McKenna, told her that the ban is based on a number of reasons, from the cost of costumes to the need to be more inclusive in the school. She says if this was the case, the ban should apply to all children in the school. Students in kindergarten to Grade 2 are encouraged to dress up in costume. Despite the ban, her daughter, who is in Grade 3 this year, will go to school as planned in a zombie cheerleader get-up.

“All they needed was one person to say, ‘This offends me’ and they get rid of it,” said Sellers. “Getting rid of it offends me and that’s why we have a problem.”

Halloween costume bans or restrictions are not new in Canadian schools. Debbie Clarke, a spokeswoman with the Simcoe County District School Board, which oversees the Barrie, Ont., school says it’s up to principals to make the final call on how they want to mark Halloween.

記事全文:http://www.vancouversun.com/life/What+much+when+come+kids+Halloween/5614413/story.html

●ポイント2:2つの〜ingの違い−動名詞と分詞●

本文最初の段落の中に2つの「〜ing」がでてきます。「〜ing」というとまず思い浮かぶのが現在進行形の〜ingになるかもしれませんが、もちろんそれだけではありませんね。そして、最初の段落の〜ingはどちらも現在進行形のかたちを作るものではありません。今回のポイントは動名詞と分詞の「〜ing」についてです。「何がそんなに違うの!?」と思われる方もいるかもしれませんが、この2つの違いが分からないと訳をとる時に大きな間違いを犯す事もありえますので、ここでしっかり押さえていきましょう。

Stefanie Sellers was outraged when her eight-year-old daughter, Cheyenne, recently brought home a letter from her Barrie, Ont., school notifying parents that students in grades 3 and up were prohibited from wearing costumes to class on the ghoulish holiday.

訳:Stefanie Sellerさんは、8歳の娘さんCheyenneちゃんが、3学年以上の児童はハロウィン当日にコスチュームを学校に来てくる事を禁止すると記された娘が通うBarrie小学校(オンタリオ州)からの手紙を見て大激怒した。

まず、動名詞と分詞の決定的な違いは品詞ですね。動名詞とはその名の通り、名詞のかたちをした動詞という事で文章中では名詞扱いになりますが、分詞は、名詞の前後にきて形容詞として働いたり、分詞構文として副詞のかたまりとしての働きをする修飾語になります。文の要素の中で、名詞=主語or目的語or補語になるのに対して、副詞=修飾語・形容詞=修飾語*となりますので、文中で〜ingがでてきた時にには動名詞であれば大切な文の主要素で、分詞の場合はあってもなくてもどちらでも良い修飾語になりますね。(修飾語はおまけと覚えちゃいましょう。

*・・・形容詞は補語にもなりますが分詞の〜ingは修飾語としてしか使われないので、ここでは修飾語としての使い方のみ押さえて下さい。

簡単に言うと、文章を作る上で必要な〜ingなのか、あってもなくてもどちらでも良い〜ingなのかという事ですね。それでは上の文章で検証してみましょう。

文章を簡単にするために「when」の中身だけ抽出すると次の文章がとれますね。

Her eight-year-old daughter, Cheyenne, recently brought home a letter from her Barrie, Ont., school notifying parents that〜.

ちょっと長いのでもう少し簡単な文章に書き換えると・・・

Her eight-year-old daughter, Cheyenne, recently brought home a letter from her Barrie, Ont., school notifying parents that.

=Her daughter brought a letter notifying parents that.

さて、ここまで見た時に、このnotifying以降が必要かどうかがポイントですね。別の言い方をすると、notifying〜がないと文章として成立しないのかどうかというのがポイントです。試しに〜notifying以降を省いてみましょう。

Her daughter brought a letter. 娘が手紙を持ってきた。

文法的におかしいところはなさそうですね。そして、この文章をもともとの「when」にもどして簡単に見てみるとこうなります。

Stefanie Sellers was outraged when her daughter brought a letter from her school. Stefanieさんは、娘が学校から手紙を持って帰ってきたとき(それを見て)大激怒した。

この文章の中にnotifying〜はありませんが、何の問題のない文章になっているのが分かりますね。ということはこのnotifying〜は修飾語の働きになるので分詞ということになりますね。具体的にどういう働きになっているかというと、まえの「a letter」がどんな手紙かを詳しく説明する働きをする形容詞としての〜ingとなります。「手紙」→どんな手紙かというと、「親達にthatの事を通知する手紙」という感じですね。

次にwearingを見てみましょう。ここもthat節の中身だけを取り出すと次の通りです。

Students in grades 3 and up were prohibited from wearing costumes to class on the ghoulish holiday.

先ほど度と同じようにwearing以降を省略すると「Students in grades 3 and up were prohibited from.」となります。from という前置詞で終わっているなんとも不思議な文章になってしまいますね。英文の基本的なルールになりますが、前置詞がくるときにはその後ろには必ず名詞がくる必要があります。つまりここではwearing以降を省略する事は出来ませんので、この〜ing動名詞となります。

動名詞の場合、上の考え方も出来ますが、もう少しシンプル簡単な考え方は、〜ingの前の前置詞ですね。前置詞の後ろには名詞しかこれませんので自動的にこの〜ingは動名詞という考えが出来ます。

最後に応用編で次の段落の「dressing」を見てみましょう。

“It’s like they’re trying to take out Christmas. How is Halloween disrespectful?” asked the 24-year-old woman Wednesday. “Every culture celebrates Halloween. I don’t see how it’s not politically correct. It’s just about kids dressing up in costume and getting free candy.”

訳:「まるでクリスマスを取り上げようとしているようなもので、ありえないわ。ハロウィンの日にコスチュームを着る事がなぜそんなに悪い事なの?」24才の女性が聞き返しました。「どの文化でもハロフィンはお祝いするでしょ。思慮に欠ける問題なんてどこにも見当たらないわよ。ハロウィンはただ子供達が変装して、キャンディーをもらいに歩くだけの事でしょ。」

さて、先ほどと同じようにdressing以降を省くと次の文章になります:

It’s just about kids.  それはただ子供についてです。

文法的にも訳的にも特におかしいところは見当たりませんが、問題になるのが「it」が何をさすかですね。文脈からするとここは「it=Halloween」となります。すると上の文章は「ハロウィンはただ子供についてです」という訳になり、ちょっとおかしな文章になりますね。では、ためしに「kids」をとばして「dressing up」を動名詞としてみて見ると:

It (= Halloween) is just about dressing up. ハロウィンは変装するだけの事。

こちらの方が、文脈に沿った正しい訳になりますね。という事はつまり、この文章のabout以降は「about kids」ではなく、「about dressing up」ということになり、dressingは動名詞としての使われ方となります。

では、動名詞のまえのkidsは何者かというと、だれが変装する事か?というと子供達が変装する事というやくになり、dressingの意味上の主語の働きとなるのです。中学校の頃こんな文章を見た事はないでしょうか?

Would you mind my (me) smoking? (私が)タバコをすってもよろしいでしょうか?

この文章のように動名詞の動作の主を明確にしたい場合には、動名詞のすぐ前に名詞や代名詞を持ってくる事がよくあります。文法的には代名詞の場合所有格を持ってくる事が多いですが、口語の場合はそれが目的格となります。上の文章の「dressing」の前の「kids」はdressingする人を表す意味上の主語になります。

このように、同じ〜ingでも動名詞か分詞かで訳の取り方も文章の捉え方もだぶ異なるものになりますので、この2つの違いは曖昧にせず是非しっかり覚えておいて下さい!

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