先日、野田総理が今週末にハワイで開かれる予定のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の際にTPP交渉への参加表明を伝えるという報道があり日本で話題となっているようですね。ヤフーニュースなどでも頻繁にこのTPPという言葉を目にしますが、「TPPとは?」と思われたかたもおおいのではないでしょうか。TPPとは環太平洋先着的経済連携協定の略で、一言で言うと「環太平洋域の国々で経済を活発化させるために貿易の自由化を目指していきましょう」といった感じの協定のようですね。

もともとは、シンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4カ国間での協定だったのが、現在はアメリカを含む5カ国がこの協定に参加予定でこの9カ国にくわえてこの度日本が参加を表明をしたというわけです。

日本では、経団連の景気向上を主張するTPP参加推進者が今回の野田総理の決断を後押しする一方で、日本の農業の将来を懸念する団体や、現在の医療制度の崩壊、失業率の悪化などを引き起こすとの主張で日本のTPPを反対する団体も多く存在するようですね。一部の世論調査によると、TPP参加に対する賛成意見と反対意見は五分五分のようで、現在日本では様々な議論が飛び交っているようです。

アジアの4カ国による経済向上のための協定が、今となってはアメリカが主体となっている現状に、さらに日本が参加の意思を表明したという事で、一部では日本の参加によってこの協定はほぼ日本とアメリカという経済大国の2国間によるための協定になってしまうという批判の声も出ているようですね。

カナダも以前からTPPには参加の意思を表明しているようですが、こちらカナダでもやはり参加に対する賛成派と反対派が議論を交わしているようですね。

経済のこととなると、なにやら小難しい話になってしまいこんな話はちょっとスルーしてしまおう、と思われる方も多いかもしれませんがこの手の話題は実はTOEICではかなりの頻度で出題される話題になりますので、特に社会人に比べて経済に疎い大学生には避けては通れないトピックとなっているのです。

TOEICの問題で高得点を狙うためにはやはりこういった政治・経済の話をいかにしてクリアしていくのがカギとなります。苦手意識が先行するかもしれませんが、日頃からこういった旬の話題で不得意な部門に免疫を付けておくのも1つの方法ですねicon_biggrin.gif

今週の英単語とニュースで見るTOEICはこのTPPの話題から見ていきたいと思いますicon_razz.gif


APECでオバマ大統領と会談をする野田総理(写真:バンクーバーサンより)