今回の記事は、ブログでも紹介したTPPに関する新聞記事からの文章を取り上げてみました。まずは下の文章を見てみましょう。

“To join the negotiations, Japan must be prepared to meet the TPP’s high standards for liberalizing trade and to address specific issues of concern to the United States regarding barriers to agriculture, services and manufacturing trade, including nontariff measures,” he said.

訳:交渉に参加するために、日本は自由貿易のためにTPPの高い基準を満たす事と、非関税措置を含む、農業・サービス・製造貿易に関するアメリカへの問題点となる事柄に取り組む準備をしなければならない。

記事全文: http://www.vancouversun.com/business/Japan+enters+Pacific+trade+talks/5701507/story.html#ixzz1dZYbkf6a

〜今回のポイント〜

ポイント:等位接続詞は同じものを結ぶ!

●−等位接続詞「and」は何と何を結ぶのか!?●

今回見ていくのは、等位接続詞の「and」について。「and」というと、だれでも知っているとても簡単な単語に見えますが、使い方をしっかりと押さえている方は割と少ないのではないでしょうか?まずはこの単語の文法的な名称を確認していきましょう。この「and」の品詞は接続詞となりますが、接続詞の中でも「and」は等位接続詞という品詞に分類できます。

では、等位接続詞とは一体なんでしょうか?簡単に言うと「独立した文章と文章をつなぐことができる接続詞」のことを言います。それに対して、もう1つ是非覚えておいていただきたいのが従属接続詞というもので、これは副詞のかたまりや(副詞節)名詞のかたまり(名詞節)をつくる接続詞の事です。

等位接続詞:and, but, or, so, yet, for

従属接続し:when, because, until, if, after, before, although, though, while, unless….etc

さて、上の文章では「and」が使われていますが、この接続詞はどの文章とどの文章を結んでいるのでしょうか?「and」の前後を切り抜いて簡単な文章で見てみましょう。

-Japan must be prepared to meet the TPP’s high standards for liberalizing trade and to address specific issues.

先ほど等位接続詞は「分と分をつなぐもの」と言いましたが、上の文章には主語と述語が1つずつのように見られますね。という事はこれは1つの文章という考え方が正しいように思いますが、実は上の文章には省略されているものがあるのです。その省略されているものそうニュして文を作ると次のようなかたちになります。

-Japan must be prepared to meet the TPP’s high standards for liberalizing trade and Japan must be prepared to address specific issues.

このように、「and」が使われるということは、必ず2つの文章が結ばれているということになるのですが、等位接続詞のもう1つの特徴が、前後の文章で共通するものがある場合は、長々とくどい文章になってしまうのを避けるために2つ目にでてくるものを省略する事ができるというルールがあります。この場合、前後の文章の主語と述語が同じなので、2つ目の主語述語を削除して、残った部分を「and」のすぐ後ろに持ってくるということになります。そして出来上がった文章が以下の文章ですね:

-Japan must be prepared to meet the TPP’s high standards for liberalizing trade and Japan must be prepared to address specific issues.

このルールを覚えておくと、等位接続詞は文法的に同じものを前後で結ぶという考え方ができるようになります。上の文章の場合は「to 不定詞」を前後で結んでいることがはっきりと見えてきますね:

-Japan must be prepared to meet the TPP’s high standards for liberalizing trade and to address specific issues.

この他にも、名詞と名詞を結んだり、動名詞と動名詞、前置詞と前置詞など基本的には同じ品詞やかたちのものを結ぶのが等位接続詞の特徴となります。

この考え方はPart 5の文法穴埋め問題にもそのまま応用できます。ポイントは等位接続詞のすぐ後ろに来る単語のかたちや品詞ですね。本番のTOEICでは文法問題と長文問題両方で役に立ちますので是非しっかり押さえておきましょうicon_biggrin.gif

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

Able English Studiesでは校長の西浦が自ら考案した独自のアプローチMieko式勉強方法で、今月もたくさんの生徒さんがTOEIC目標点達成しています。現在 バンクーバーに滞在中で、TOEICの勉強をとお考えのかたは、是非一度学校にお越し下さい!無料トライアルレッスンも随時受付中です!お問い合わせはこ ちらからどうぞ

メール:mail@ablees.com
電話:604-681-9961

また、こちらのブログを日本からご覧になっている方には、当校校長西浦の「英文法これで英語がわかる」がおすすめです!お求めは、お近くの書店またはオンラインで!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆