今朝のヤフーの一面にも出ていた、今話題のiPhone5に関するマップアプリの不具合について、アップル社のCEOが公式ウェブサイトにてユーザーに対して謝罪の文章を発表しています!

日本語でのニュースももちろんたくさんネット上に掲載されていますが、せっかくなので英語のまま読んでしまいましょう!

Apple CEO Tim Cook’s Letter

●1段落目●

To our customers,

At Apple, we strive to make world-class products that deliver the best experience possible to our customers. With the launch of our new Maps last week, we fell short on this commitment. We are extremely sorry for the frustration this has caused our customers and we are doing everything we can to make Maps better.

-TOEIC単語-

• strive to・・・〜するのに努める、努力する

• launch・・・発表、発売

• fell short・・・〜にみたいなない、〜から程遠い

• commitment ・・・誓約

−ポイント〜形容詞の後置修飾!〜

まずはポイントになっている文章をみてみましょう

We strive to make world-class products that deliver the best experience [possible to our customers] .

オレンジの部分の先頭に形容詞のpossibleがありますが、よく生徒からきかれる質問で「なんでpossible experience to our customersじゃだめなのか!?」というものがあります。形容詞は「beautiful teacher」などといったかんじで、通常名詞の前にくるのが一般的な使い方ですが、上の文は名詞の後ろに来てしまっていますね。なぜこのような形になっているのか!?理由はオレンジの部分でひとくくりにしているように、ここで使われているpossibleは1単語で使われている修飾語ではなく、後ろの “to our customers” までを含む大きな形容詞の固まりになっているからですicon_idea.gif

単語で考えるのではなく、大きな固まりとしてみなければ行けないという事ですね。そして、英語のルールとして、1つの固まりはバラバラに分解して使う事が出来ないという事になっています。この理由で、ここで使われているようなpossibleは後ろのto our customersとセットになるため、experienceの前に来たくても来れないという事になります!

この説明すると次に出てくる質問は、「じゃあ、possible to our customers experienceはだめなのでしょうか?」といものもでてくることがあります。英語に慣れている方であれば、なんとなくリズム的にしっくりこないという感覚はあると思いますが、文法的に説明をすると、1つの形容詞として名詞を修飾する場合、名詞の前に来れる単語の数は1つだけという事になります。possibleだけならオッケーなのが、possible to our customersという固まりになってしまった瞬間名詞の前には来れない!ということになります。なので、仕方がないので名詞のすぐ後ろにくっつけてあげるという事になります。

名詞のすぐ後ろに来る長ぁ〜い修飾語というというとなにかピンとくる者はないでしょうかicon_question.gif

そうです、関係代名詞ですicon_razz.gif皆さんがよく耳にする関係代名詞というのは、修飾する名詞の後ろにすぐきてwhichやthatをおいて大きな固まりでその名詞を修飾する者ですね。

Mieko is a teacher.
The teacher is very beautiful.
→Mieko is a teacher [that/who is beautiful]

つまり、形容詞の後置修飾というのは基本的には関係代名詞と同じ要素を持っているという事ですね。修飾語が大きな固まりになっていて、名詞の前におけないのですぐ後ろにおいてあげる。後置修飾も関係代名詞も名詞を修飾するので品詞で考えると形容詞になる!これだけ覚えておけばオッケーです!ですので、もし上の文のように名詞のすぐ後ろに形容詞がおかれるような文に違和感を感じてしまう!という場合は関係代名詞を使って考えてみればしっくり来ると思いますicon_idea.gif

We strive to make world-class products that deliver the best experience.
The experience is possible to our customers.
→We strive to make world-class products that deliver the best experience (that is) possible to our customers.
私たちは、私たちのユーザーに可能な最高の経験をお届けする世界クラスのプロダクトを作る努力をしている。

形容詞の後置修飾はこの違和感をとりのぞくことがポイントです!ここを押さえるだけでリーディング力が数倍に跳ね上がりますよicon_surprised.gif

〜1段落目の訳〜

ユーザーの皆様
我々アップル社では、ユーザーが持ち得る限り可能な最高の経験をお届けする、世界でもトップクラスの商品をお届けする努力をしております。しかし、先週ローンチされた新しいマップアプリに関しては、その誓約に達する事は出来ませんでした。皆様がこのアプリに関して感じられた不満について心よりお詫び申し上げるとともに、同アプリの改善に全力で取り組んでいる次第でございます。

次回は第2段落を見ていきましょう〜icon_lol.gif