今回ご紹介する記事は、カナダでちょっとした問題になっている、若者の”blue-color workers”離れについてです。現在カナダでは、鉱山発掘や自然ガス関係の事業などがブームとなっています。それによって建設業や土木業などといった、専門的な技術を要する職業者が必要とされているのですが、それらの職種はいわゆる”blue-color workers”といわれ、大学進学を希望する学生が増えている今はなかなかその需要を満たすだけの職業者を確保できないとの事です。

そこでこの記事が提案しているのが、apprenticeships(実習制度)の強化ということです。しかし、現在の制度では、「つぶしがきかない」「世間的に尊敬されるような職業ではない」といった理由などから、どうしても大学進学を選択する若者がおおいようです。

記事によると、早ければ2015年には、現在予定されているプロジェクトに必要な職業者数がすでに不足する予定だとか。その不足分は海外の労働者で補われるだろうとの事です。カナダ側からすれば、せっかくの雇用チャンスをみすみす他国の労働者に明け渡すようなもので、なんとかするべきというところではないでしょうかicon_evil.gif

さて、今回はこの記事の第1段落をみていきましょう。

〜記事〜

Rod Goy remembers a time when it seemed like there were always more apprentices looking for work in the trades in B.C. than there were jobs. And that had been the case for years and years.

①thatの比較表現をしっかり整理して読む

比較表現のmoreが出てきますが、thereからjobsまでがちょっと長いので、thatの中のMを省いて文をシンプルに読んでみましょう!

このように文をすっきりさせて読むととても読み訳すなります。最後にapprenticeという単語をもう少し簡単な単語に書き換えるとさらに簡単に訳がとれるようになります。

apprentice = learner

→There were more learners than there were jobs.(仕事よりも訓練者の方が多かった。)

後はもともとの文の中に戻して読むと次のようになりますね。

→it seemed like there were more learners than there were jobs. (仕事よりも訓練者が多かったようだった。→仕事自体の需要以上に訓練者が昔はたくさんいたなぁ)となります。

②lookingの〜ingを現在分詞としっかりおさえる

ここで使われている〜ingは、前に来る名詞のapprenticesを修飾する働きということで、現在分詞の〜ingとなります。詳しい説明は以下の通りですね。

この〜ingの使い方が分かる事によって、具体的にどんなapprentices=learnersだったのかという事が分かります。

There were apprentices→apprentices looking for work(訓練者がいた→仕事を探している訓練者がいた)となります。

このように、長文を読む時には、文型分けの考えを応用して、訳をとるために必要最低限の情報を自分でしっかりと整理して、単語をできるだけ簡単な物に置き換える事でシンプルに、素早く長い分を読み解く事ができます。文の骨組みをしっかりおさえた後は、必要な情報を肉付けして訳をしっかりした物にしていくという作業をしていけばよいという事ですね。ただし、その際に必要な文法事項をしっかりとおさえておくという事もとても重要な事です!これができれば、リーディング力アップは間違いなしです!